ザクセン=アンハルト州議会でトビアス・ラウシュ氏が議長に選ばれた翌日、メルツ首相が公に発言した。シュピーゲル、ツァイト、ターゲスシャウ、南ドイツ新聞によると、首相はAfD候補がほかの会派から得た票を批判する一方、早計な結論を出さぬよう戒めた。ヘンドリク・ヴュスト氏は、わが共和国にとって深い転換点だと述べた。マクデブルクのCDU会派は、ターゲスシャウによれば分裂の危機にある。SPDは超党派政権を求める動きを止め、連邦の党執行部はCDUに説明を求めている。AfDは、のちのウルリヒ・ジークムント氏の州首相選出に向けてCDU議員と取引したとするが、裏づけはない。BSWとAfDは、共同でウクライナ動議を可決する構えだ。ツァイトによれば、両党はドイツの支援の停止を求める。フェリックス・バナシャク氏は、AfDがじわじわと当たり前になることに警告した。
問われているのは、州レベルでCDUがAfDと一線を画す姿勢が保たれるかだ。それは次の連邦議会選挙までの連立の選択肢を左右し、連邦でのCDU・CSUとSPDの協力にも重くのしかかる。
この件を直接感じることはない。間接的には、マクデブルクで動ける政権が生まれるか、州のウクライナ政策がどうなるかがかかっている。
秘密投票は自由な選挙だ。造反者をめぐる憶測は、議会を傷つける。
中道の票がAfDを役職に押し上げたなら、一線は事実上崩れている。メルツ氏は、自分にとって何が妥当なのかを示すべきだ。
メルツ氏は二つのことを言った。これは容認できない、そして結論は急がない、と。向こう数日、CDUがマクデブルクで造反者探しをするか、州首相の件に決着をつけるか、AfDとBSWのウクライナ多数派が成立するかを確かめてほしい。
Spiegel · Zeit · Tagesschau · Süddeutsche Zeitung · Handelsblatt · FAZ · MDR(引用) · Berliner Zeitung(いずれも10月6〜7日) · メルツ氏の発言は見出しと報道のみに基づく
マクデブルクのAfD議長選出から2日目 メルツ氏、ラウシュ氏への票を批判しつつ「早計な結論」を戒める
ザクセン=アンハルト州のCDUは分裂の危機に立たされ、SPDは超党派政権を求める動きを止め、BSWとAfDは共同でウクライナ動議を通そうとしている。
AfDのトビアス・ラウシュ氏が州議会議長に選ばれた翌日、フリードリヒ・メルツ首相が公に発言した。シュピーゲル、ツァイト、ターゲスシャウ、南ドイツ新聞の報道によると、首相はほかの会派からAfD候補に入った票を批判する一方、早計な結論を出さぬよう戒めた。選挙は秘密投票で、誰がどう投じたかは裏づけられていない。ノルトライン=ヴェストファーレン州のヘンドリク・ヴュスト首相は、この件をわが共和国にとって深い転換点だと呼んだ。南ドイツ新聞は、メルツ氏はこれで新たなAfD問題を抱えたと書く。ターゲスシャウは、マクデブルクのCDU会派は議長団をめぐる採決の後、分裂の危機にあると伝える。シュピーゲルとツァイトは、12月にAfD会派代表のウルリヒ・ジークムント氏を州首相の座に就けかねないCDU内の対立を指摘する。AfDは、その選出に向けてすでにCDU議員と取引したと主張するが、裏づけはない。
SPDは対応に動いた。ツァイトの報道では、ザクセン=アンハルト州で超党派政権を求める動きを止め、連邦の党執行部はCDUに説明を求めている。緑の党のフェリックス・バナシャク党首は、AfDがじわじわと当たり前の存在になることに警告した。並行して、BSWとAfDはマクデブルクで、ウクライナに関する動議を共同で可決すると表明した。ツァイトによれば、両党はドイツのウクライナ支援の停止を求めている。ハンデルスブラットは、CDU・CSUとSPDが「防火壁」の間に挟まれたと書き、FAZは、連立は民主主義にとって歴史的な試練を迎えていると伝える。夜にはベルリンで連立委員会が開かれる。