トランプ氏は10月9日、プーチン氏に電話したあと、トゥルース・ソーシャルで、ロシアがディーゼル30万トン超を米国と世界の市場に直ちに供給し、11月にさらに50万トン、その後に100万トンを供給すると投稿した(Jerusalem Post、CBS、The Hill、OPB)。米財務省は、ロシアのエネルギー制裁を一時的に猶予する。ある報道は2027年4月までとしている。Bloombergは、30万トンは約220万バレルにあたると指摘した。民主党は批判し、ゼレンスキー氏は緩和を弱さと呼んだ(Al Jazeera、The New Republic)。タイでは、PTTとバンチャックが、燃料油の大半を10月9日午前5時から1リットル当たり0.75バーツ値上げした。
ディーゼルは、タイの輸送、農業、物価の主なコストだ。このニュースは、米国とロシアのエネルギーをめぐる供給の方向と政治を、中間選挙が近い時期に映し出す。
ディーゼル車の利用者と運送業者は、給油所の価格と政府の価格支援策を見ておきたい。物価は輸送コストに連れて動く可能性がある。
支持する側は、ディーゼルの供給が増えれば、イランとの戦争で上がった価格と消費者への影響が和らぐとみる。
批判する側は、ウクライナ戦争のさなかのロシアへの譲歩であり、発表された量は世界市場に比べればまだ小さいとみる。
数字は発表であって、検証できる売買契約ではない。実際に船と契約が出てくる時期、月曜の原油価格、欧州の反応を見たい。タイでは、燃料油基金が10月31日までディーゼルを支えられるかを見る。
Jerusalem Post · CBS · The Hill · OPB · Al Jazeera · The New Republic · Thairath · Thansettakij(2026年10月9〜10日)
トランプ氏、ロシアがディーゼル30万トン超を米国と世界の市場に直ちに供給と発表。米国はロシアのエネルギー制裁を一時猶予
トランプ氏はプーチン氏との電話のあと、11月にさらに50万トン、その後に100万トンと投稿した。批判する側とゼレンスキー氏はモスクワへの譲歩とみる。一方、タイは10月9日から燃料油を1リットル当たり0.75バーツ値上げした。
Jerusalem Post、CBS、The Hill、OPB、Al Jazeeraによると、ドナルド・トランプ大統領は10月9日、ウラジーミル・プーチン大統領との電話のあと、トゥルース・ソーシャルで、ロシアがディーゼル30万トン超を米国と世界の市場に直ちに供給し、11月にさらに50万トン、その後に100万トンを供給すると発表した。米財務省は、ディーゼルを市場に入れるため、ロシアのエネルギー部門への制裁を一時的に猶予するとしている。
Bloombergのコラムニストは、最初の30万トンは約220万バレルにあたり、世界の需要に比べれば小さいと指摘した。ブルーメンソール上院議員ら民主党は批判し、ゼレンスキー氏は緩和を「弱さ」と呼んだ。量と時期はトランプ氏の発表であり、ロシア側が確認した引き渡し計画ではない。
タイにとって、ディーゼルは輸送と農業の主力燃料だ。PTTとバンチャックは、ガソリン系、ガソホール、ディーゼルの大半を、10月9日午前5時から1リットル当たり0.75バーツ値上げした(Thairath、Thansettakij、AFC10 News)。タイがロシア産ディーゼルから直接の恩恵を受けるとの報道はまだない。価格は、週明けに市場が開いたときの原油相場次第だ。