経済 · 報道照合 ✓ 4社 · 数値は配信元で数銭の差
円、158円台に — 昼はGPIF報道、夕方は日銀観測で売り
6日の東京外国為替市場で円は対ドルで下落した。日経によると正午時点は1ドル=158円01〜03銭で、前日午後5時より36銭の円安。GPIFをめぐる報道を受けて、円資産への投資が増えるとの期待がしぼんだ。午後5時時点は時事が158円10〜11銭(前日比45銭の円安)、共同が158円10〜13銭、日経が158円12〜14銭(47銭の円安)と伝えた。日経は、日銀が29・30日の会合で早期の利上げに慎重になるとの見方を挙げ、共同は米長期金利の上昇による日米金利差を挙げた。市場では政府・日銀の為替介入への警戒も残る。
158円台は、介入への警戒が意識される水準に近い。円安の理由が「日銀が動かない」という見方なら、日銀会合まで流れは変わりにくい。
輸入品とガソリンの値段に効く。海外旅行や外貨の買い物は、きょうの水準では割高だ。
報道一つで36銭動いた。GPIFの話は正式な発表ではない。中身が確認されるまで、きょうの円安には仮の値札がついていると考える。
DailyDrop 日本版 第2号・2026年10月6日 朝刊