世界経済 · 報道照合 ✓ 3社 · 数値は中銀発表に帰属(原文の直接確認は未完了)

インド中銀、2023年2月以来の利上げ — 5.50%へ

インド準備銀行(RBI)は10月7日、政策金利のレポ金利を0.25%引き上げ5.50%とした。2023年2月以来、約3年8カ月ぶりの利上げで、マルホトラ総裁の下では初めて。政策スタンスは「慎重な引き締め」に変更した。RBIは2025年に計1.25%の利下げで6.50%から5.25%まで下げ、その後4会合据え置いていた。利上げは経済学者の予想通り。背景は原油高(ブレント100ドル超)とルピー安による物価上昇リスクだ。2026年度(FY27)の成長率見通しは7.1%。HSBCは12月の追加利上げを予想し、ゴールドマン・サックスも10月・12月の0.25%ずつを見込んでいた。

世界の中銀が利下げから利上げへ向きを変える流れの中で、人口最大の国が反転した。原油高は新興国の物価を先に殴る。米国も9月に利上げに転じており、「世界が利上げモード」(日銀・増審議委員の9月の表現)が一段進んだ。

直接の影響は薄い。ただ、日銀が12月に動くかどうかの判断材料は増えた。海外で利上げが続けば、日本だけが据え置くほど円安圧力が強まる。

覚えておくのは「2023年2月以来」という日付だ。インドが上げたということは、原油高はもう一過性ではないと中銀が判断したということ。次に見るのは12月の再利上げがあるか。

DailyDrop 日本版 第3号・2026年10月7日 朝刊

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