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硤合氏、一夜明け「実感はっきりしない」
ノーベル化学賞の受賞が決まった東京理科大学名誉教授の硤合憲三氏(76)は、発表から一夜明けた10月8日朝、いつものように自転車で自宅近くへ買い物に出た。取材に「まだ実感ははっきりしない」と話し、読売新聞には「まだ体が興奮している」と語った。地元・広島では旧友らが祝福し、広島県知事は「高校の先輩で誇らしい」と述べた。受賞理由は、鏡に映した関係にある分子のわずかな偏りが自分で増える不斉自己触媒反応の発見だ。
前日の一面で伝えた受賞の続報。研究の中身より、研究者の暮らしぶりが多くの記事を集めた。
なし。ただ、40年かけて認められる研究があることは覚えておいていい。
数字は「一夜」。発見は1990年代、評価は一晩で来た。12月の授賞講演で何を語るかを待つ。
DailyDrop 日本版 第4号・2026年10月8日 朝刊