経済·市場 · 報道照合 ✓ 3社 · 東京の終値は取引所発表値を報じた記事、米国は8日の終値

日経平均は11円安で3日続落、6万9030円92銭。米国株は8日にハイテク株が下げた

10月9日の東京株式市場で、日経平均株価は前日比11円19銭(0.02%)安の6万9030円92銭で取引を終え、3日続落した(時事通信、日本経済新聞)。前日の米ハイテク株安でAI・半導体関連が売られ、朝方の売りが一巡したあとは押し目買いで下げ渋った。円相場は1ドル=158円台前半で、小幅な値動きだった(NHK)。朝日新聞は、日銀の利上げ観測が強まっているのに円高にならない背景に、日銀への根強い疑念があると解説した。米国は8日の終値で、S&P500種が7,765.36(0.47%安)、ナスダック総合が27,193.34(1.25%安)、ダウ平均が51,231.64(0.10%高)、米10年債利回りは5.231%。WTI先物は約91.5ドルで3.6%高だった。9日の米国市場は取引中のため、ここには含めない。TOPIXは報道で確認できず、記載しない。

終値の小さな変化の下に、日経平均が2日で大きく下げたあとの、買い戻しと売りの綱引きがある。原油と米金利が上向く間は、AI関連株の値動きが大きくなりやすい。

投資信託や確定拠出年金は、短い値動きで動かさない方が安全だ。為替が158円台で動かない間は、輸入品の値上がり圧力が続く。ガソリンや電気代への影響は、数週間遅れて出る。

3連休前の買い戻しで下げが止まった。大きな売りが続かなかったのは、相場の底堅さを示す。

下げが止まった理由が連休前の買い戻しなら、続くとは限らない。金利と原油の向きは変わっていない。

きょうの数字は「11円」。大きな下げのあとの小さな変化は、方向が決まっていないことを示す。見るべきは、月曜12日が休場のあとの13日の東京市場、週末に出る米国の金曜の終値、原油が100ドルを挟んだ状態を抜けるかどうか。

DailyDrop 日本版 第6号・2026年10月10日 朝刊

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