経済·米国 · 報道照合 ✓ 3社 · 疑惑の内容は当局の確認を待つ
トランプ氏、FRB理事の「疑惑」を調べる委員会を設置
トランプ米大統領は10月9日、連邦準備制度理事会(FRB)の理事を巡る不正の疑惑を、委員会で調べると明らかにした(NHK、時事通信)。時事通信は、理事の解任を巡る委員会で、ローンの不正の疑いを調べると伝えた。毎日新聞は、解任への布石とみる向きがあると報じた。委員会の権限や期間、結論の出る時期は、各社の見出しでは確認できなかった。
FRBは金融政策を決める独立した機関とされ、政権が理事を調べる動きは、その独立性への疑問につながる。金利の行方にも関わる。
米国の金利や為替は、日本の住宅ローンや輸入品の値段にも関わる。ドル円が158円台で動く中で、FRBへの政治の動きは為替の材料になる。
きょうの数字は「1つの委員会」。疑惑の中身も、法的な根拠も、まだ見えない。見るべきは、理事本人の反論と、議会や市場の反応。
DailyDrop 日本版 第7号・2026年10月11日 朝刊