国際·中東 · 報道照合 ✓ 5社 · 実行者の特定は未確認

リヤド国際空港の運航停止が延長。便の約6割が欠航の見通し、日本政府は石油備蓄の強化を呼びかけ

サウジアラビアの民間航空当局は、フーシ派が主張した攻撃を受け、リヤドのキング・ハリド国際空港の運航停止を延長した。再開の時期は示していない(CNA)。航空分析会社シリウムによると、12日は予定便の約6割が欠航となる見通しだ(ストレーツ・タイムズ)。10日の攻撃の死者は13人にのぼり(CNA、GMAニュース、CBS)、11日にも空港への攻撃があって、1人が死亡、11人が負傷したと伝えられた(毎日新聞、NHK、アルジャジーラ)。NHKは、フーシ派が攻撃を主張したと報じた。ジャパンタイムズは、日本政府が中東情勢を受け、石油の備蓄と開発を強めるよう呼びかけたと伝えているが、他社の確認は取れていない。フィリピン航空は、リヤド便の運休を11月29日まで延ばした(フィリピン・インクワイアラー)。

空港は人と物の流れの要で、サウジの空の玄関が止まれば、湾岸の航空と物流に響く。サウジは日本が原油を多く頼る国の一つで、供給や海上輸送への影響が心配される。

ガソリンや灯油の価格は、原油相場に遅れて反映される。中東への出張や旅行を予定している人は、外務省の海外安全情報と航空会社の運航情報を確かめたい。

民間人が犠牲になる攻撃は許されず、サウジを守る国際的な連携が必要だ。

報復が連鎖すれば、地域の戦争が広がる。実行者の特定が済む前の軍事的な対応は危険だ。

きょうの数字は「6割」。欠航の見通しの割合で、空港の機能がほとんど止まっていることを示す。見るべきは、運航停止がいつ解けるか、フーシ派が次の攻撃を予告するか、そして原油相場が13日にどう反応するかだ。

DailyDrop 日本版 第9号・2026年10月13日 朝刊

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