社会·IT · 報道照合 ✓ 4社 · 件数は報道で異なる

ソースネクストで約2,251万件の顧客情報が流出か。バーガーキングは約1,118万件、不正アクセスが相次ぐ

ソースネクストは、顧客情報が約2,251万件漏れた可能性があると明らかにした(NHK)。日本経済新聞は2,252万件と伝え、報道で件数が1件ちがう。パスワードなどを含むとの報道もある。バーガーキングはアプリの会員情報約1,118万件が漏れたと発表した(NHK、朝日新聞)。ローソンの社長は、不正アクセスによる個人情報の漏えいをわびた(NHK)。産婦人科などが使うシステムにも不正アクセスがあり、最大800の機関に影響する可能性がある(朝日新聞)。NHKは、患者情報が漏れたおそれがあると伝えた。NHKは別に、相次ぐ不正アクセスで「AIエージェント」が使われた証拠が見つかったと報じたが、詳しい手口は確認できていない。JR九州は、不正アクセスに伴う個人情報の漏えいは確認されていないと発表した(NHK)。京都銀行は、免許証画像の流出を受けて、アプリでの口座開設の確認方法を変えた(朝日新聞)。

漏れた情報は、なりすましや詐欺に使われるおそれがある。同じパスワードを複数のサービスで使っていれば、被害が広がる。企業ごとの対応に差があり、通知を待つだけでは遅れかねない。

対象のサービスを使っている人は、各社の公式のお知らせで、自分の情報が含まれるかを確かめたい。パスワードは変更し、使い回しをやめる。知らない相手からの電話やメールには、身に覚えのない請求も含めて注意する。

企業は、被害の規模と原因を早く公表し、本人に通知する責任がある。

短期間に事案が重なるのは、攻撃の手口が高度になっている面もある。個々の企業だけでなく、業界全体で守りを固める必要がある。

きょうの数字は「2,251万件」。ソースネクストで漏れた可能性がある顧客情報の件数だ。見るべきは、流出した情報の内容と原因が公表されるか、被害が実際に出るか、そして「AIエージェント」を使った手口の中身が明らかになるかだ。

DailyDrop 日本版 第12号・2026年10月16日 朝刊

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