国際 · フランス · ✓ 4媒体 · 逮捕者数は報道により約1200人と約1800人で異なる
フランス全土で55万人がデモ、一部が暴徒化し中部リモージュの市庁舎がほぼ全焼
フランスで17日、物価高対策や教育環境の改善を求める全国規模のデモがあり、内務省によると55万人が参加した(読売新聞、日本経済新聞、FNN)。9月に高校生らが抗議運動を始めて以来、最大の規模だった(日本経済新聞)。中部リモージュでは市庁舎が放火され、大部分が焼けた(読売新聞)。全国で1500近い小売店が襲われた(時事通信)。18日までに約1800人が逮捕され、警察と消防の500人以上が負傷した(時事通信)。
物価高への不満に、教育をめぐる若者の抗議が重なり、参加者が膨らんだ。暴力が広がると、政府は治安対策を優先せざるをえず、要求の中身をめぐる議論が後回しになりやすい。
フランスへの旅行や出張を予定している人は、デモの日程や交通の乱れを在フランス日本大使館の案内で確かめたい。
デモの多くは平和的で、物価高や教育の改善を求める声の大きさを示したという受け止めがある。日本経済新聞は、高校生らの抗議から広がった運動だと伝えた。
読売新聞は、デモに乗じた破壊や略奪が横行したと報じた。市庁舎の放火や店舗の襲撃で、抗議の訴えが暴力に覆われたという見方もある。
参加者数の55万人と、リモージュの市庁舎の焼失は複数の報道で一致する。逮捕者数は約1200人と約1800人の報道があり、確定していない。政府が要求にどう応えるかを見たい。
DailyDrop 日本版 第15号・2026年10月19日 朝刊