科学 · 宇宙 · ✓ 5媒体 · 探査機の分離後の状態は未確認
火星衛星探査機「MMX」、H3ロケット10号機で種子島宇宙センターから打ち上げ
火星衛星探査機「MMX」が20日午前5時前、種子島宇宙センターからH3ロケット10号機で打ち上げられた(NHK)。探査機は打ち上げの約1時間11分後にロケットから切り離される計画だった(NHK)。10号機は推進力が最も大きい「2-4形態」だ(共同通信)。探査機は約1年で火星の周回軌道に入る計画だ(共同通信)。衛星フォボスの砂を採取し、2031年度に地球へ持ち帰る(共同通信、読売新聞)。打ち上げ前にはロケットが発射地点へ移動した(産経新聞)。
火星の衛星から試料を持ち帰る計画が成功すれば世界で初めてとなる。小惑星探査機「はやぶさ」の経験を生かす計画で、H3ロケットの信頼性を示す機会にもなる。
日本の宇宙技術がどこまで進んでいるかを示す出来事だ。ロケット打ち上げが安定すれば、通信や観測の衛星を使ったサービスにも広がりが出る。
JAXAなどは、フォボスの砂から火星や太陽系のでき方を知る手がかりが得られると期待している。国際的な宇宙探査で日本の存在感を高める計画だという見方だ。
一方、大型の探査計画には多くの予算がかかる。2031年度の帰還まで長い時間があり、途中のトラブルへの備えが課題だという指摘もある。
打ち上げが行われたことはNHKの報道で確認できた。探査機がロケットから正しく切り離されたかどうかはまだ確認できていない。今日はJAXAの発表で探査機の状態を見たい。
DailyDrop 日本版 第16号・2026年10月20日 朝刊