社会 · サイバー · ✓ 4媒体 · 不正利用の有無は未確認

防災メールのアルカディアに不正アクセス、栃木県警は全職員約3900人の情報流出か

アルカディアへの不正アクセスで、栃木県警の全職員約3900人の個人情報が流出した可能性がある(毎日新聞)。対象は安否確認システムの氏名や所属、メールアドレスなどだ(共同通信)。同社は攻撃者が約10時間後に設定ファイルを取得したと公表した(ITmedia NEWS)。同社は105時間の対応を分単位で報告した(ITmedia NEWS)。自民党の国家サイバーセキュリティ戦略本部は緊急提言案をまとめた(NHK)。

防災メールのように多くの自治体や警察が共同で使うサービスが破られると、被害は一度に広がる。警察職員の連絡先が漏れれば、なりすましや標的型の攻撃に使われるおそれがある。

自治体の防災メールに登録している人も、同じ仕組みの利用者かもしれない。不審なメールのリンクを開かず、パスワードの使い回しをやめることが身を守る。

自民党は、相次ぐ漏えいを受けて国が予算と体制を整えるべきだと提言した(NHK)。攻撃を受けやすい委託先の対策を国が支えるべきだという考えだ。

一方で、ITmedia NEWSの報告からは、侵入経路を塞いだ後もバックドアが残っていたことが分かる。委託先任せにせず、利用する側の自治体や警察も契約先の安全性を確かめるべきだという指摘がある。

栃木県警の約3900人分が流出した可能性と、同社の経過報告は確認できた。情報が実際に悪用されたかは分かっていない。ほかの県警や自治体の被害の全容の発表を見たい。

DailyDrop 日本版 第17号・2026年10月21日 朝刊

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