市場 · 米国株とAI · ✓ 2媒体 · 米国株の終値は未確認

NY株が一時800ドル安 AI先行き不安でハイテク株が急落

時事通信は、23日のニューヨーク株式市場で株価が一時800ドル安となり、理由としてAIの先行きへの不安を挙げたと伝えた。同社は別の記事で、ハイテク株が急落し、背景にAIへの懸念があると報じた。Bloomberg Televisionは22日の番組で、AI関連の支出が信用不安を招いているとしてMetaの株価が7%下落したと伝えた。23日には、AI関連株の売りが深まるなかでアジアの投資家が避難先を探していると報じ、ヘッジファンドが新型コロナ期以来で最大の1日の損失を出したとも伝えている。市場データでは日経平均株価が23日に62,693.16円で終え、前日比0.34%下落した。

AI関連の大型投資は、株価が将来の収益への期待で支えられている面が大きく、支出の負担や資金調達への不安が出ると売りが広がりやすい。ハイテク株は指数への影響が大きいため、数銘柄の下落が指数全体の下げ幅を押し広げる構造がある。

投資信託や年金を通じて米国株やハイテク株を持っている人は、評価額が動く局面にあたる。ただし下げ幅は一時的な数字であり、終値は確認されていない。短期の値動きで結論を出さず、自分の保有の中身を確かめる機会になる。

AI投資への不安が広がっているとみる視点。時事通信は先行き不安を理由に挙げ、Bloomberg TelevisionはMetaの7%下落や、アジアの投資家が避難先を探していることを伝えた。

売り一色ではないとみる視点。Bloomberg Televisionは、ブラックストーンのジョン・グレイ氏が22日にAI需要は急拡大していると述べたと伝え、別の番組ではジーン・マンスター氏が、利用が増えればAI取引への疑念は和らぐ可能性があると述べたと伝えた。

確認できているのは、23日のNY株が一時800ドル安となったこと、22日の番組でMetaの7%下落が伝えられたこと、日経平均が23日に前日比0.34%安で終えたこと。確認できていないのは、NY株の最終的な終値と下落の持続性。今日は週明けの東京市場の寄り付きと、AI関連企業の決算や発言を見たい。

DailyDrop 日本版 第20号・2026年10月24日 朝刊

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