審理38日目の10月12日(月)、下院の検察側が立証を終えた(GMA News、Manila Times、Rappler)。最後の証人であるフォレンジック財務分析官のアレクサンダー・カブレラ氏は、サラ・ドゥテルテ副大統領と夫のマナセス・カルピオ氏の2022〜2025年の説明のつかない資産は、最小8億1700万ペソに対し、最大15億ペソに達しうると述べた(GMA News、Manila Times、Rappler)。GenCorpの報告をめぐる10億5000万ペソの差額という見方を変えず、未申告の入金に対する税約2億5000万ペソが未納だと述べた(Inquirer、Manila Times)。弁護団のシーラ・シソン氏は、証言を誤りだと批判した(GMA News)。検察側は当面ドゥテルテ氏を証人として呼ぶ予定はなく、NBIは一家に関係する121件の不動産を調べている(Inquirer、Philstar、GMA News)。
この数字は、判事役の上院が、説明のつかない資産の訴因を判断するうえで、より幅のある材料になる。上院議員が判断を下すまでは、証人の推計にとどまり、弁護側はまだ自らの主張を述べていない。
次の局面は弁護側次第だろう。会計の手法を争うのか、独自の証人を呼ぶのか、却下を求めるのか。多くの人にとって日常生活は変わらないが、結果は誰が副大統領の座にいるかを左右し、2028年の選挙戦にも影響する。
検察側は、文書や銀行記録がそれ自体で語っており、申告された所得をはるかに超える資産を示していると述べている。
弁護側は、分析は誤りで、結論は詐欺ではなく不申告についてのものであり、事件は政治的な動機によるものだと述べている。
8億1700万ペソから15億ペソという幅は、評決ではない。注目点は三つある。検察側の点検でNBIの不動産が算定に織り込まれるか、弁護側がいつ始めるか、そして何人の上院議員裁判官が出席するか。定足数の問題が月曜の開始を遅らせたからだ。
GMA News, Manila Times, Rappler, Inquirer, Philstar(2026年10月12〜13日)
サラ・ドゥテルテ氏の弾劾裁判、検察側が立証を終える。分析官は説明のつかない資産を最大15億ペソと証言、本人の証人喚問は当面なし
フォレンジック財務分析官のアレクサンダー・カブレラ氏は月曜、上院で、2022〜2025年の差額が、検察側の推計8億1787万ペソのほぼ2倍に達しうると述べた。弁護側は証言を「誤り」だと批判した。
サラ・ドゥテルテ副大統領の弾劾裁判で、検察側は10月12日(月)、審理38日目に立証を終えた(GMA News、Manila Times、Rappler)。弁護士で会計士、フォレンジック財務分析官を務めるアレクサンダー・カブレラ氏は、上院が弾劾法廷として開かれた場で、ドゥテルテ氏と夫で弁護士のマナセス「マンス」・カルピオ氏の説明のつかない資産は、2022〜2025年で最大15億ペソに達しうると述べた。最小は8億1787万ペソで、検察側はこれを控えめな数字だとしてきた(GMA News、Manila Times)。夫妻に関係する企業GenCorpをめぐっては、約10億5000万ペソの未報告取引があるとの見方を変えず、これは詐欺ではなく不申告だと説明した(Inquirer)。さらに、同社は未申告の入金に対する税約2億5000万ペソを納めていないと述べた(Manila Times)。1時間13分以内に引き出された4100万ペソの現金についても、明確な取引の経緯が示されていないとして「不自然」だとした(Inquirer)。弁護団の主任弁護人シーラ・シソン氏は証言を「誤り」だと批判し、検察官役のチェル・ディオクノ下院議員が反論した(GMA News)。数字はDailyDropでは確認できない。検察側の証人の推計であり、裁判所の認定ではない。この証拠は、弾劾訴追状の説明のつかない資産の訴因を裏づけるものだ。検察側は先に贈収賄の訴因を取り下げ、7月6日に始まり14週目に入った審理を短くしようとしている(Daily Tribune、Inquirer)。この日の審理は、午前10時過ぎに上院議員裁判官のロビン・パディーヤ氏とカミーユ・ビラール氏が到着して定足数に達するまで、開始が遅れた(Rappler)。
検察側は、当面ドゥテルテ氏を証人として呼ばないとした。本人が署名し宣誓した文書が、すでにすべてを語っているからだという(Inquirer、Philstar、GMA News)。これとは別に、国家捜査局(NBI)は、資産・負債・純資産報告書(SALN)の申告額と自らの推計に差があるとして、ドゥテルテ氏と弟でダバオ市選出のパオロ・ドゥテルテ下院議員に関係する121件の不動産を調べていると述べた。ダバオ市の物件の1件は約89万ペソと申告されたが、価値ははるかに高い可能性があり、Inquirerは見出しで6000万ペソとした(Philstar、Inquirer)。エルウィン・トゥルフォ上院議員裁判官は、本人が「リゾートのような」と呼ぶ物件のNBI映像を流した(GMA News)。下院の訴追団は、それらの資産がすでに8億1787万ペソの算定に入っているかを確認する(Manila Times)。ドゥテルテ氏は、マルコス大統領が2023年から自分を脅威とみなしてきたと述べ、夫の会社に絡む中国の資金とされるものへの大統領の発言を挙げた(Inquirer、Philstar)。弁護側がいつ始めるのか、訴えの却下を求めるのかは、確認した報道では分からない。有罪となれば、公職を失い、再び公職に就くことも禁じられうる。同じ日に公表されたパルス・アジアの調査では、2028年大統領選の希望でドゥテルテ氏が首位を保ち、検察側は動じないと述べた(GMA News、Philstar)。